お久しぶりです。
4歳のASD(自閉スペクトラム症)の長男と2歳の発達グレー次男を育てているエビあゆです。
昨日は保育園と療育をお休みして、市の感覚統合入門講座の説明会へ長男と一緒に参加してきました。
市の発達相談センターにて、年中さん年長さんを対象にしたこの講座。
広報で見つけて速攻申し込みをしました。
人気の場合、抽選との事でしたが無事に参加出来ることとなり説明会へ行ってきました。
市が行っている講座なので無料で受けることができます。
保育園の先生方とも連携を取ったり、地域の療育の先生方が見学にいらしたりと感覚統合を広める目的もあります。
感覚統合の中で得意なこと、苦手なことを見つけて得意なことを伸ばしていったり、今ある問題ももっとこうすると良くなっていくよ等教えていただけるとの事でした。
昨年、通っている児童精神科のペアトレ・アーリーバードプログラムでも感覚について学びました。
アーリーで習ったことを元にもっと感覚について理解を深めたいと思い、今回の市の入門講座を申し込みました。
この講座で長男の生きづらさが少しでも軽減できたらいいなと思います。
感覚統合とは?
感覚統合=様々な感覚を整理する脳の働き
人間は、全身の各器官で刺激を感じ、その情報を絶えず脳へ送ります。
https://hattatunoki.jimdofree.com/感覚統合と運動療育
その膨大な量の感覚・情報を、適切に整理したりまとめたりする働きこそが「感覚統合」と呼ばれるものです。
はてさて、当日長男は、素直に行ってくれるだろうか…
見通しのないことには不安になってしまうのがASD(自閉スペクトラム症)の特性です。
なにごとも事前準備が大切。
事前に発達相談センターの写真を印刷し見通しボードの予定表に貼っておきました。
そして、かなり前から「6月23日はママと一緒に楽しいところにいきます」と予告しています。
「楽しいところ」という表現が曖昧で大丈夫か…心配でしたが、ママとお出かけが嬉しかったようですんなり行ってくれました。
早めに出てお昼ご飯を外で食べるため、ちょっぴり早めに出たところ、行く先々の大好きなエレベーターに乗ってご満悦。
いよいよ発達相談センターへ。
センターに着くとまず名札を付けて親子の顔写真撮影。
そして、母子分離。
子供たちだけ別室へ。
ママと違う部屋に行くという見通しは伝えてなかったので一瞬心配になりましたが、すんなり入っていきました。
子供たちと先生方と別活動をしている間、保護者は理学療法士の先生からご説明を受けます。
基本は母子分離で進めて行くそうです。
さすが発達相談センター。
とても手厚く、活動中は怪我をしないよう各子供に各専門職の先生が1人ずつ付いてくださるそう。その先生から活動後にフィードバックのお話も伺えるとのことでした。
最後に保護者のいる部屋で様々な感覚統合の感覚を入れる遊具のようなものでそれぞれ自由に遊んでいました。
長男は、トランポリンや滑り台が気に入った様子。
上からぶら下がる遊具やトンネル、起き上がり小法師のような遊具でも遊んでいました。
全部好きそうな遊具ばかりで、めっちゃ楽しそうに遊んでいました。
最後はクールダウン。
楽しく身体を動かしたまま帰宅すると、事故や怪我に繋がりかねないのでクールダウンの時間があります。
保護者とまた別の部屋で絵本の読み聞かせを先生にしていただき、各自持参した水筒で飲み物を飲んだり。
楽しそうに遊んでいたので安心していたら、何故か終了後怒っている長男。
もしかすると滑り台の縁の板に脇腹をぶつけてしまったと先生から伺ったのでそれを怒っていたのかもしれません。
「つまらなかった!」「もういかない!」
うーん。
楽しそうに見えたけどどうしたものか。
反対のことを天邪鬼で言うから本当にもう行きたくないのか分からないなと思いつつ、
頑張ったご褒美に帰りも沢山エレベーターに乗って帰りました。
すると、切り替わり楽しかったようで、作った制作物も得意げに見せてくれて、寝る前には「楽しかった!」と言ってくれました。
読み聞かせで読んでもらった絵本も面白かったそうです。
ノリノリで「次は○月○日○曜日にいく!」と言っていました。
久しぶりの長男day。
長男だけの時間を作ってあげることができました。
感覚統合については、私もまだまだ勉強中なので、これから学んで得たことなどブログにもアップしていけたらと思います。
コメント