【ASDグレー 次男 1歳7ヶ月】療育準備中その② 【次男への想い】

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【次男の癇癪】

次男も長男に負けずとも劣らずの立派な癇癪持ちです。

1歳を過ぎたあたりから、自己主張が強くなり自分の伝えたいことが上手く伝わらなかったり、気に入らないことがおきたり要求が通らないとひっくり返ります。

そして頭を思い切り床にうちつけて癇癪を起こします。


癇癪は何人目だろうと精神的にくるよね…😭💦

扉や壁にもゴンゴンゴン。

自傷ですね。長男もよくやっておりました。




こりゃなんかあるわ、と思ったのが、喘息で2回目の入院をした今年の5月。
月齢で言えば1歳4ヶ月頃です。

次男は右手の指でおしゃぶりをします。

初めての入院時もそうだったのですが、おしゃぶりの指の方の手に点滴されるとギャン泣き。


小さな子供の点滴は腕の下に板のような物を起き、
包帯でぐるぐる巻きにして指先まで固定します。恐らく外さないようにする為だと思うのですが、そうすると指しゃぶりが出来なくなる…


初めは利き手側じゃない方で点滴して頂いたのですが、よく動くので漏れてしまい流血。刺し直しで右手に点滴⇒指しゃぶりできない⇒ギャン泣き。



おしゃぶりは心の安定剤だし眠い時のルーティンだものね…


その指しゃぶりできないのと、ベット柵の中に入れられて自由に動けないので大癇癪。

1日中夜も寝ないでギャン泣き、ベッド柵に頭を打ち付ける。大暴れ…


何をしても切り替え出来なくて、私も精神的に参りました…。




主治医に相談して、入院時後半戦から、抑肝散という漢方を出してもらいました。



これは、長男の児童精神科の先生に相談した時小児科でも出してもらえるとアドバイス頂いたものです。

癇癪を抑えたり大暴れする寝かしつけ時の寝付きを良くする効果もあるそうです。



1歳児に長男の飲んでるリスパダールはさすがに処方できないらしく、処方するなら漢方で様子を見るとのことでした。


そのお話を入院時の担当医の先生にしたら快く抑肝散の漢方を出してくれました。

今もて退院後の喘息の定期受診で抑肝散加陳皮半夏と、それだけでは効かなかったので夕食後薬には甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)という漢方も処方されています。


だいぶ寝つきは良くなってきたような気がします。



長男と一緒で寝る前も大暴れとギャン泣きで寝かしつけに数時間かかるのこともありました。
今は漢方のおかげでだいぶ早く寝てくれるようになりました。

【次男も児童精神科受診予定】

入院時の癇癪が凄くて、この子にも特性あるのかも…と思い始めた私。

夫もうすうす癇癪時にそう感じていたようで、長男の児童精神科にも相談しました。


早くて秋以降の受診にはなるそうですが、兄弟いっぺんに診ていただける「兄弟枠」
なるものがあるようです。


普通に予約するとまず予約の電話が繋がらないのと、200回以上掛けてやっと繋がって予約取れて初診が半年後というレベルだったので、兄弟枠はかなりありがたいです。


目も合うしよく笑い感情表現も豊か。
それでもやはり異常なまでの癇癪はひっかかるところ。



こういうところ、見過ごしたくありません。


この子は違うと思いたくて見過ごした結果、2次障害…そんなことは避けなくては。
育てやすい子ほど、そこまで特性強くない子ほどしっかり親が勘づいた時に対応していってあげるのが大切かも知れません。



ずっと誰にも気付かれず、いい子として先生からも親からも褒められ続け、結果2次障害を起こした自分は強くそう思います。

【次男のコミュニケーション】

【欲求が全て「開けて」】

単語はちらほら出てきている次男。
まだ会話らしい会話はできません。



欲求はぜんぶ「あーけーてっ」
(開けて)になっています。



これは、長男が一歳半検診でピックアップしてもらい心理士相談を病院の小児科出受けていた頃の話です。

心理士の先生が、ドアから出たいジェスチャーをした長男に扉を開けながら「開けるよ」開け終わったら「開けたよ」と繰り返していました。


喋ろう話そうとする意思は感じられるので、行動と言葉(動詞などの単語)を結びつけながらゆっくり大きな声で繰り返して言ってあげるとそのうち自分から言うようになると思います、というアドバイスを受けました。




なので、次男にも長男よりも早い段階から、お菓子の袋をあけてと持ってきた時に
「開けてっていうんだよ。」開く時に「開けるよ」開き終わったは「開けたよ」と繰り返していたら、
お菓子を食べたい時袋を持ちながら「あーけーて!」と持ってくるようになりました。



しかし…全てほかの欲求もなぜだか「開けて」になっています😅


一つ一つ説明してるんだけどな。(笑)
あーけーてっ!と色々持ってくる様子も可愛らしいんですけどね🤣




また、こちらの言ってることはかなり理解している様子。

パパがオムツを
「これをママに持っていってね」と渡すと
ちゃんと持ってきてくれます。
「ありがとう!」と言うとニコニコ。



お菓子のお皿にお菓子を出してほしいと伝える時も「あーけーてっ」。



「テーブルの上で食べてね」と伝えると
テケテケお皿を持ちながら歩いていってちゃんとローテーブルの上にお皿を置いて食べています。


言ってる言葉はかなり理解して通じている模様。

【長男の時に知りたかった視覚支援と非言語コミュニケーション】

試しに長男用のお風呂のイラストの絵カードといつもご飯食べているお茶碗を見せて、
「お風呂とご飯どっちがいい?」とパパが聞いてみました。

両方指さしていましたが先に指さしたご飯をあげたら癇癪が落ち着いたり…

絵カードや実物を見せて、自分で選ばせる非言語コミュニケーションも次男に有用でした。

これを長男の時知りたかった!

1歳半前後から2歳すぎの言葉出るまでが癇癪やコミュニケーション取れずに1番しんどかった時期。

あの時期に絵カードなどの視覚支援や非言語コミュニケーションをどうするかとか、知っていたらもっとお互い辛くならなくて済んだだろうな。。。

長男のASDの対応を学んできたからこそ、次男ですんなり出来たりもするんだろうな。。。
次に活かせているということで結果オーライですね(*^^*)




ソファの隣に座っていると、最近よく私の頭ナデナデしてくれます。

ニコニコ笑いながらとっても可愛い。



長男もね、この位の頃本当に可愛かったんだと思う。(今もだけどね)

でもあの頃の私は全然余裕なくて泣いたり不安になってばかり…癇癪対応に困り果て離れたいそればっかり…



めちゃくちゃ可愛くて愛おしい時期、言葉が出る前の宇宙語のあの時期の長男には二度と会えないのに…



もっともっと可愛いさを堪能しておけばよかった、もっともっとひたすらただ可愛がって抱きしめてあげれば良かった…



こんなにもあっという間に抱っこも限界に近いほど重たくなって大きくなってしまうんだもの。


長男の時の後悔があるからこそ、今次男の癇癪が辛い時も、この可愛さこの今だけの宇宙人語、今を大切にしよう、堪能しよう!そんな気持ちで接するようにしています。

そして長男にも、あの時期の後悔があるからこそめいっぱい今の可愛さを焼き付けておこう、可愛がれる時にめいっぱい可愛がって抱きしめてあげよう。
そう思って接しています。

(…それでもたまに怒りが爆発しちゃう時もあるけどね(。-_-。)前よりは噴火も少なくなりました。)

【まとめ】

長男も次男も特性があっても無くても可愛いわが子たちに変わりはありません。

今この瞬間を大切に後悔しないように、悩みすぎないよう、可愛さ堪能しよう!と最近はよく思います。


なるべくママも笑顔でいられるように。

触れ合ってオキシトシンいっぱい貰ってます。

次男もそろそろ療育の準備が進んでいます。長男のお世話になっている療育で一緒にお世話になる予定です。


兄弟で仲良く他のお友達とも楽しく過ごせたらいいな。

たくさんの刺激を貰って次男のペースで成長していってね。

今は長男の宇宙人語時代が懐かしくて、次男のこの宇宙人語時代もしっかり胸に刻んでおかなくてはと思っている母より。


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